ラングラウフとは
スキーで自然を楽しみながら山野を滑る市民スポーツ。競技ではないのでタイムは争わない。クロスカントリースキー。 kotobankより
麓郷ラングラウフは、富良野の麓郷の森から樹海をスキーで歩く集いです。
こんなときにどうしようかという気持ちもありましたが、予定どおり参加しました。
集いは黙祷で始まりました。
今回の開催については、開催者側も悩んだし、参加者からの問い合わせも多かったとのこと。
結局、健康増進というこの集いの社会的意味、参加者の多くは道内からということを考慮して、開催を決めたそうです。
募金先はまだ決めていないそうですが、「責任持って募金します」とのことでした。
スタート。
時間は計りません。
そのせいか、号砲が鳴っても「あれ、スタートかい?」という感じでパラパラ出て行きます。
石の家。
近くにいたおじさんが、「石の家も後ろは木でできているんだな~」とつぶやいていました。
スタート時は晴れていましたが、途中雪が振ってきました。
こんな森の中を滑ります。
森林浴です。
前回参加したときは晴れました。
晴れると、ホントに気持ちいいです。
毎年違うメッセージです。
この集いは、地域の人に支えられています。
役員・選手合わせて参加者は265人。
半分以上が富良野市から、続いて旭川市、札幌市、帯広市からの参加が多いです。道外からも、数名の参加があります。
地元の小学生と思われる子供たちと、先生も参加していました。
ゴールした後、豚汁を食べているときの会話。
小学生:(募金箱を指差して)先生は、あれしないの?たわいもない会話だけど、小学生も地震のことは理解しているし、何をしたらいいのかも考えています。
先生:先生は昨日ネットからしたよ。お前たちはどうだ?
小学生:お金持っていないもん。
先生:お年玉はどうだ?先生が代わりに募金しておくよ。
小学生:・・・
小学生:先生、いくら募金したの?
先生:秘密。でも、何口か、カードでしたよ。
彼らも自分も、集いに参加する度に、今回の地震のことを必ず思い返すでしょう。