春を告げるカタログ

People Tree 2011春夏号のカタログが届きました。

メインのカタログは年2冊。
衣類、雑貨、食品を扱っています。

春夏号が届くと、2ヶ月先の春を思い浮かべて心躍ります。

秋冬号が届くと、これから来る雪の季節、銀世界や暖かい家の中を思い浮かべて、これまた心躍ります。




12、3年前、初めてカタログを手にしたときは、リーフレットのような薄いものでした。

初期の製品は、手仕事の素晴らしさはあるものの、デザイン面では洗練されていなものもありましたが、現在は違います。
生産者とピープル・ツリー関係者で、相当苦労して作り上げていったのだと思いますが、年々進化しているのが分かります。そして、見ているだけで楽しい、充実したカタログになっています。

価格は、巷にあふれる激安製品に比べたら高いと思いますが、商品の持つ価値(品質、デザイン、「フェアトレード」であること)を考えると、妥当な範囲でしょう。

世界の環境や貧困問題に対して「ボランティア」という関わり方もあるけれど、それだけでは根本的な解決にはならないと考えています。「フェアトレード」がビジネスモデルとして成功してゆけば、世界のお金の流れが変わって、いい方向に向かって行くのかなあと思います。

消費行動は、その背景にあるものへの「投票行為」と考えています。限られた選択肢の中で、妥協するときもありますが、できるだけ良心に従って。

この秋冬は、買い足すものがなかったので見るだけでしたが、今回は注文する予定です。