向前一小歩

昨日、ずっと頭の片隅にひっかかっていた「最低賃金のまち」という言葉を文字にしてみたら、余計に暗い気分になってしまいました。

こんなときは、Chikirinの日記が薬になります。

ちきりんさんは「日本はアジアのイタリアに」と書いています。

「この先心配だからお金を使いたくない」という気持ちが、人の目を「ちょっとでも安いもの」へ向けていると思うので、「気の持ちよう」を変えることができたら、結構うまくいくような気がしてきました。

個人レベルの努力だけで「気の持ちよう」を変えるのはやっぱり難しいでしょうから、政・官・民の取り組みが必要なのは当然でしょう。

個人レベルでは、「安いもの」に目が向いている人に、「安いもの<==>安い賃金の流れ、そろそろやめませんか?」と問いかけることはできると思います。

向前一小歩 文明一大歩
(前に踏み出す小さな一歩が、マナー向上への大きな一歩)

大連の男性トイレにあった表示です。(家人撮影)

日本のトイレでも同じ行動を要求する注意書きがあるそうですが、この「スローガン」っぽい感じが好きです。

「前に踏み出す小さな一歩が、人生を楽しく生きるための大きな一歩」になればと思います。

明日に限っていうと、「前に踏み出す小さな一歩が、ゴールラインへの大きな一歩」です。宮様国際スキーマラソンの20キロコースに出場します。