2011年2月18日金曜日

最低賃金のまち

北海道の最低賃金は、時給691円です。

失業中の身なので、ここ数ヶ月ハローワークに通いました。地元フリーペーパーなどの求人欄もよく見ました。

これまでの求職活動の印象を一言でいうと、「旭川は『最低賃金のまち』である」ということです。


旭川市は、「北海道第2の都市」です。

最低賃金の691円や、四捨五入した700円という仕事を、様々な職種で、しかも結構な割合で見かけました。正社員でも、月15万円くらいから。

大人一人なら生活できると思いますが、勤め人として、大人一人で家族を養うという選択は難しいでしょう。

確かに、首都圏に比べると生活コストは低いです。
お店に行くと、「安くて量が多いもの」をよく見かけます。首都圏や札幌に比べたら家賃は安いし、土地も安いです。

今日のランチはホテルのカフェで700円でした。
(スープ、サラダ、コーヒーお変わり自由)

質・量を考えると、地域によっては900円~1000円くらいするでしょう。

地域内でものごとが完結するなら、給料も少ないけれど、生活コストも低いので問題なく暮らせるかもしれませんが、現実問題、完結することは無いでしょう。

そして、地元の消費者がお金を出さない(出せない)から、地元相手の商売をしている側は、値段を上げられないという現実もあるでしょう。
そうなると、そこで働いている人の収入が増える可能性は低いです。

旭川市には生活保護世帯が多いとか、給食費を払わない親が多いとかいう話は耳にしますが、そんなに悲惨な話は聞かないので、みんなそこそこ暮らしていると思われます。

そうなると「最低賃金のまち」は必ずしも問題では無いかもしれないと考えてもみたのですが、問題はその状態がもたらす「沈滞ムード」なのではと行き着きました。

「沈滞ムード」と「最低賃金のまち」、「最低賃金のまち」と「沈滞ムード」、どっちが初めかわかりません。今はまだ大丈夫でも、先々明るい見通しはないでしょう。

で、どうしたらいいのか。

月並みな答えですが、地域外にも目を向けることなのだろうなと思います。
こんなこと、私が考える前に、首長や経営者の方々は当然考えていることでしょうし、取り組み中でしょうが。

そして自分は、就職ではない道を探すことになるでしょう。

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