薪ストーブ点火

この冬初めて薪ストーブをつけました。

薪ストーブをつけると家の中が本当によく暖まるし、穏やかな火がもたらす雰囲気は何ともいえずいいものです。

ガス代を気にしなくていいので、ここぞとばかりに、長時間とろ火で煮るメニューを考えます。


メインの暖房は温水パネルヒーター(熱源は電気ボイラー)です。週末などゆっくり時間が取れるときに薪ストーブを使っています。

薪ストーブはサブの暖房ですが、電気が止まった場合の非常用設備でもあります。

家を建てる時にオール電化も薦められましたが、IHクッキングヒーターが嫌いなのと、電気止まったらどうするの?と思って選択しませんでした。調理器具はガスコンロ(美瑛町は都市ガス供給エリア外なのでプロパン)です。

地震に備えての準備は、結構浸透してきていると思います。
正月に山陰地方で起こった大雪による停電の被害を見ると、停電単独でもかなり大変な状況になることが分かります。

ここ美瑛でも、年に数回停電を経験します。だいたいは、数分で復旧しますが、停電になると、モンゴルのウランバートルで生活していた時を思い出します。

停電は日常茶飯事でした。
草原の生活では停電は関係ありませんが、都市のアパート生活には影響大です。
停電になると水道のポンプも止まって水が出なくなるので、水(飲料水とトイレ用)、ろうそく、マッチ、火を通さないで食べられるものは常に用意していました。
また、できるだけエレベーターは乗らないようにしていました(停電でなくても故障で、よく閉じ込められるので)。
冬、集中暖房も一緒に止まったときは、布団に丸くなるしかありませんでした。

薪ストーブが命の綱になるような日が来ないことを祈りつつ、薪ストーブを楽しんでいます。