暖房のスイッチを入れて思うこと

本日は朝からみぞれまじりの雨。
室温も16℃になったので、暖房の元スイッチを入れました。

室温が設定温度より低くなると、パネルヒーターに触媒入りのお湯がまわり、建物全体が暖かくなります。設定温度に達したらスイッチが切れて、低くなったら勝手にスイッチが入るので、来年5月まで元スイッチは入れっぱなしとなります。

ちなみに去年は10月19日に元スイッチを入れました。

10月に入ってから、北電の電気予報が新聞に載るようになりました。
今はまだ「支障なし」ですが、いつ「厳しい」に変わるのか、変わらないのか。

冬の北海道で停電が起こったら、オール電化の家は特に、暖房の面で厳しいものがあると思われます。普段はどの部屋もぬくぬくなのに、急に予備の石油ストーブ1つというような状況では耐えられないでしょう。

工務店にはオール電化を進められましたが、IHクッキングヒーターが嫌だったのでやめました。ガスはプロパン、薪ストーブもあるので結果的に多少のリスク分散はできています。

とはいえ、北電が供給する電気無しでは生活できません。

北電に対しては、「やらせ」の問題やそれに対する社長の対応により、良い感情は持っていませんが、電気を作って供給してくれているという点では有難い会社なのです。

原発もプルサーマル発電も、強引に進めたとしても受け入れられないでしょう。
もっと先を見て、社会全体で協力して課題を解決する雰囲気ができないものかと思うわけです。

北海道新聞18日朝刊に載っている北電佐藤社長の記者会見の内容を読むと、「システムばかりを見てきたエンジニアの発想」という感想を持ちました。客やステークホルダーといった人間を見ていない。社長としてはまずいでしょ。

最終消費者と接する機会が少ないと、その人たちが何を求めているかよりも、自分の携わっているものやシステムの維持管理が大事になりがちになるのは分かる気がします。自分を振り返っても。でも、社長がそれではまずいよなあ。