学生時代のアルバイト先が閉店

平日の朝と夜はほぼ毎日聞いているHBCラジオ。今週のある日、朝刊さくらいで、札幌市北区にある銭湯の閉店が話題に上っていました。

「にしきゆ…!?、Piaだ!」と長らく忘れていた記憶がよみがえりました。

学生時代のアルバイト先のひとつ。情報誌を見ていて、ピピっときて応募しました。決して割りのいいバイトではありませんでしたが、オーナーさんご夫妻、先輩従業員に大変よくしてもらいました。

主な業務は受付、売店の対応と公衆浴場の後片付け。生ビールのつぎかた、アイスの盛り方を教えてもらったのもここでした。

遅番のときは、奥さんがおにぎりなどを差し入れてくれ、従業員のお姉さんは、盛り付けに失敗したアイスを「ほら、食べな」といって渡してくれました。

何よりもよかったのが、ただでお風呂に入れること。ワンルームマンションのユニットバスはほとんど使わず、アルバイトが入っていない日も来ていました。

当時は「新しくてきれいな銭湯」というポジションでしたが、最近の口コミを見ると「古き良き」、「レトロ」といった言葉が。自分が学生の時から建て替えていなかったとしたら、確かにそうなるかも。

昭和43年創業で50年目だそう。丁度折り返し地点のころに働いていたことになります。

張り紙の写真がインターネット上にアップされていました。オーナーの字かな、なんとなく覚えのある字。「建物、設備共に老朽激しく限界です」の言葉が胸にささります。