タヌキにだまされた!?

金曜の午後6時すぎ、道道580号(美馬牛神楽線)を美馬牛方向に走行中、左カーブの先、車道脇左側でタヌキがこっちを見ているのに気づきました。

時速60キロメートル弱で走っていたものの、タヌキの手前で止まるのはちょっと無理。

「出てくるなよ~」と思いながら減速したけれど、こちらの勝手な思いは届かず、案の定出てきました。

タヌキは車の下に消え、「あ~っ」と思った次の瞬間、道路脇右側を歩いているのをサイドミラーで確認。「よかった~」と思ったら、タヌキはパタッと倒れました。

やっぱり駄目だったか…

車を止めたところからはタヌキは見えず。
カーブが続くので、見通しのよいところまで行ってから引き返すか…と思い車を走らせたものの、この時間に役場に連絡しても時間外だろうし、タヌキは道路の外で倒れたから走行の邪魔にはならないし、寒いから腐ることもないだろうし、車は何ともないし…ということで、翌朝確認すればいいかと思い直してそのまま帰宅。

動物の命をいただいて生きているという自覚はあるけれど、交通事故となると話は別。可愛そうなことをしたと、どよ~んとしていました。

で、次の朝通ってみると、タヌキの死骸は見当たらず。

帰りももう一度確認しましたが、死骸があったような形跡もなし。

遭遇した時間と場所を考えると、他の人が片づけたというのは想像しにくい。

あれはいわゆる死んだふり!?

後で考えてみると、ぶつかったような衝撃は一切ありませんでした。
殺していなかったようなのでその点はよかったけれど、タヌキを緊張させてしまったし、自分も緊張したので、もっと気をつけなくてはと反省。