ちょっとだけお得と思われるものに対する葛藤

20年くらい使っていた財布を年末に卒業し、初めて長財布を使っています。

何回か買い物をしたことのあるショップサイトで見かけた長財布がとても気になり、数日考えて購入。好みでないと思い、これまで手にしたことのなかった長財布を、なぜ触れもせずに買うことができたのかと考えてみると、「変なものは置いていないだろう」というショップへの信頼なのかなと思います。

財布を新調したい思い初めてから数年。なかなか気に入ったのが見つからなくて、だらだら使い続けていたのが、やっとすっきりしました。これから20年くらい使うとすると、買い替えるのはあと1回か。

財布を替えるにあたり、どうにかしたいと思ったのがカードの類です。クレジットカード、キャッシュカード、運転免許証、ポイントカード、図書館カード、保険証、診察券など、財布の中にはお金以外のものが結構入っていました。使う頻度が低いポイントカードやスタンプカードは、財布とは別のカードケースにも入っています。

新しい財布にもカード類を入れる場所はありますが、これまで財布に入れていたもの全部が楽々入るわけではありません。これは断捨離のチャンスと、ポイントカードをいくつか捨ててみたものの、まだたくさんあります。

1年に数回使うか使わないかのものでも、ポイントがたまったり、値引きになる機会がゼロではないと考えると、なかなか手放すことができません。心の中ではすっきりしたいと思っているのにもかかわらず。

ちょっとだけの「お得」のために、ポイントカード類を持ち歩くのを煩わしいと思う気持ちが大きくなったり、こんなことであれこれ悩むのはばかばかしいと思えるようになれば処分できるだろうなあ、きっと。

「だから、さまざまなカードがマイナンバーカードに一元化されたら便利でしょ?」ということを言ってくる人がいたら、それはノーサンキュー。