サラサクリップ0.3

ほぼ日手帳を使い始めた去年、ペンも新調しようかなと、あまり考えずにあるメーカーのゲルインクのボールペンを選んだところ、やたらページが汚れてしまって半月で断念しました。

ゲルインクの乾きがよくないのは、トモエリバーという紙の性質によるもののようです。
もちろんトモエリバーにはよい特徴があります。
  • 裏うつりしない
  • 薄くて軽い
  • やわらかい(ひらきやすい)
それ故、ほぼ日手帳に採用されたのでしょうが、ゲルインクはにじむのです。

仕方ないので合うペンを探したところ、サラサクリップ0.3は、ゲルインクだけどほとんどにじまないことが分かり、20色の色展開から4色購入しました。
特にブルーブラックがお気に入り。

それから3ヶ月もしないうちに、ブルーブラックのペン先から急に針金みたいのが出てきました。書こうとすると紙を破ってしまい、使い物にならなくなりました。
芯を替えればいい話ですが、急に壊れた感じがするので、とりあえずゼブラに問い合わせしてみることに。

数日後、新しいペンとリーフレットが入った封筒が届き、同封の袋に壊れたペンを入れて返送しました。しばらくしたら、調査結果のお便りも来ました。

不良品を交換してくれるのは当たり前といえばそうなんですが、同封のリーフレットの面白さと、丁寧な対応に好印象でした。


今年の正月、今度はブルーブラックのインクが無くなってしまいました。

替芯を店で探したところ、赤と黒しかありませんでした。
ネットで探してみたところ、ネットでは全色のゲルインクを買うことができ、しかも送料無料であることが分かりました。本体105円、替芯84円です。

早速注文しました。
1本だけでは申し訳ない気もするし、いくら送料無料とはいえ、何回も注文して配達してもらうのもエコでは無いと思い、5本分の替芯を購入しました。それでもたった5本ですが。

不良品の交換も、替芯をネットで販売しているのも、会社にとっては当たり前のことかもしれませんが、自分にとっては好印象。余程の新商品が出ない限り、買い直してしばらく使い続けるでしょう。

ペンを使うたび、何かトラブルがあったときの対応と、日々の小さな行いの積み重ねは大事だなと思うのであります。