Picasaの無料容量制限に達した後の対応

まずは考えられる対応と現状を分析。
  1. Picasaを有料サービスを使う
    ->有料サービスを使うほどのこと(費用対効果があること)はしていない。
  2. Googleのアカウントを追加してPicasaの無料スペースを確保する
    ->アカウントの使い分け、ログインし直したりの操作が面倒。
  3. Bloggerを使っているため、画像共有サービスとしてはPicasaが使いやすい。
というわけで、今までどおりPicasaを使い続けることにしました。

このまま使い続けることはできないので、以下の作業を行いました。
  1. IS03の画像サイズのデフォルトを2MからVGAに変更。
  2. Picasa内の写真を整理する。

1. IS03の画像サイズのデフォルトを2MからVGAに変更。

2M(1,600×1,200) 2L判できれいにプリントできます。
VGA(640×480) 横640×縦480の大きさで撮影するモードです。
2Mにしていた理由は、特にありません。
IS03を使い始めた頃のまだ情報が少ないとき、画質がよくないという情報があり、サイズを色々試した後そのままにしていました。
今となってはIS03で撮る写真はほとんどが記録用なので、初期設定はVGAサイズで十分です。

2. Picasa内の写真を整理する。


明らかに必要のない写真は削除しました。
そして、800 x 800 ピクセル以下の写真は、容量にカウントされないそうなので、デジカメのバックアップ用以外の写真については、リサイズして800 x 800以下にすることにしました。

リサイズ対象の写真は1500枚以上、アルバムも複数にまたがっています。
ウェブアルバム内では、1枚ずつしかリサイズできないようなので、PCにダウンロードして、リサイズしてアップロードという方法を取りました。

ツールはPicasa3を使い、こちらを参考に行いました。
Picasa・ピカサ・・・写真サイズをまとめて変更
リサイズまでは、順調に進みましたが、エクスポート(リサイズ)したファイルをアップロードする手順を固めるのに少し手間取りました。

フォルダーの同期を使えないかなと思ったのですが、リサイズしたファイルをローカルの「ウェブアルバム」に上書きしても、同期しようと動きはするものの、「更新された」とはみなされず、何も起こりませんでした。

次に、エクスポートフォルダーの中身をWeb上の「ウェブアルバム」にアップロードしてみました。
上書きされることを期待していたのですが、別ファイルとしてアップロードされたので、その後元の大きいファイルだけ選んで削除するのが手間でした。

結局、Web上の「ウェブアルバム」にある元の大きいファイルを削除して、エクスポートフォルダーの中身を一気に対象の「ウェブアルバム」にアップロードするのが簡単でした。

ブログなどで参照している画像については、上記の作業を行うとリンク切れを起こす可能性があるので、注意が必要です。ファイル名は同じでも、パスが変わってしまいます。

「2Mのまま放っておく」ということをしていなければ、今回のこの作業は必要なかったと思われますが、何となく使っていたPicasa3の使い方を多少理解したし、ブログの写真のおかしなところを発見して修正できたので、まあいいか。

※2011/7/12追記

Google+との連携で、Picasaは事実上無料容量が無制限になりました。
 Google+アカウントあり:2048×2048ピクセル以下の画像、15分以内の動画は容量にカウントされない。
 Google+アカウントなし:800×800ピクセルに自動で縮小される。
Google+との連携でPicasaウェブアルバムの無料容量が無制限に!
Picasaのヘルプページ
Free storage limits